私立小学校を受験する予定があると、ランドセルをどうするか少し迷いますよね。周りでは早くからラン活を始めている話を聞く一方で、私立小は指定ランドセルの学校が多いと聞くと、「今買っても使わないかもしれない」と感じることもあります。
公立に進む可能性もある場合は、まったく見ないままでいいのかも悩ましいところです。子どもが好きな色を選びたがることもありますし、親としても記念に残したい気持ちが出てくることがありますよね。
ただ、私立小受験中のラン活は、一般的なラン活とは少し考え方が変わります。焦って購入まで進めるより、学校ごとの指定や、公立進学になった場合の動き方をゆるく確認しておくくらいが、気持ちにも準備にも余白を残しやすいです。
私立小受験中のラン活は?
私立小学校を受験する家庭では、一般的なラン活と同じように進めてよいのか迷うことがあります。
まずは、私立小では指定ランドセルが多いことを前提に考えておくと安心です。
早めに買う前に確認したい
私立小学校を受験する予定がある場合、公立用のランドセルを早めに購入するのは少し慎重に考えたいところです。
私立小では指定ランドセルが用意されている学校が多く、合格後の説明会で購入方法を案内されることがあります。受験前に一般的なランドセルを買ってしまうと、実際の通学では使わない可能性が高くなります。
もちろん、公立進学の可能性があると「何も見ていなくて間に合うかな」と気になることもありますよね。けれど、受験期はランドセルを購入するところまで進めなくても、気になるメーカーや納期を軽く確認しておく程度でも動きやすくなります。
受験前は、ランドセルを決めることよりも、進学先が決まったあとにどう動くかを見通しておくくらいでよいでしょう。
指定ランドセルの学校が多い
私立小学校では、指定ランドセルの学校が大半です。学校ごとに色や形、校章の有無、購入先などが決まっていることもあり、合格後に学校の案内に沿って準備する流れになることが多いです。
そのため、私立小を第一志望にしている家庭では、受験前にラン活を一切しないという考え方も珍しくありません。縁起を考えて、合格が決まるまではあえてランドセルの話を進めない家庭もあります。
一方で、私立小のランドセル事情は学校によって少しずつ違います。一部では色だけ指定される学校や、低学年のうちはランドセルを使わない学校もあります。ランドセルではなく、指定通学カバンを使う場合もあります。
だからこそ、受験期のラン活は「早く買う」より「学校ごとの違いを知っておく」くらいがちょうどよいです。
私立小のランドセル事情
私立小学校のランドセルは、学校ごとにルールが違います。
指定ランドセルが基本ではありますが、色だけ指定される場合や、ランドセル以外の通学カバンを使う場合もあります。
指定ランドセルがある場合
私立小学校では、学校指定のランドセルが用意されていることが多いです。色や形が決まっていたり、校章が入っていたり、購入先が指定されていたりする場合があります。
この場合は、一般的なランドセル売り場で自由に選ぶというより、学校から案内された方法で購入する流れになります。合格者説明会や入学前説明会で、注文方法や受け取り時期、価格などが説明されることもあります。
指定ランドセルがある学校では、子どもの好みだけで色やデザインを選ぶことはできません。けれど、その分「どれを選べば学校に合うのか」と迷わずに済む面もあります。周りの子と同じものを使うため、入学後に浮いてしまう心配も少なくなります。
私立小を受験する家庭では、まず指定ランドセルの可能性を考えておくと、一般的なラン活に振り回されにくくなります。
色指定やランドセルなしの場合も
一方で、指定ランドセルではなく、色だけ指定される学校もあります。たとえば黒や紺など、学校の雰囲気に合う落ち着いた色を選ぶよう案内される場合です。
また、低学年のうちはランドセルを使わない学校や、ランドセルではなく指定通学カバンを使う学校もあります。私立小は制服や制帽、サブバッグなども含めて学校ごとのルールがあるため、ランドセルだけを先に考えるとズレが出ることがあります。
特に受験期は、一般的なラン活の情報を見ていると「早く買わないと」と感じやすいですが、私立小の場合は学校の方針が優先になります。合格後の資料や説明会で確認してからでも、指定品については学校の流れに沿って準備できることが多いです。
公立用ランドセルは買う?
公立進学の可能性がある場合、ランドセルをまったく見ないままでよいのか迷いますよね。
ただ、私立小受験家庭では、受験前に公立用ランドセルを買わないという考え方もあります。
受験前は買わない家庭も多い
私立小学校を受験する家庭では、合格前に公立用ランドセルを購入しない家庭も多いです。
理由のひとつは、私立小では指定ランドセルがある学校が多く、一般的なランドセルを買っても実際の通学では使わないことが多いためです。もうひとつは、縁起や気持ちの面から、受験が終わるまではあえてラン活をしないという考え方もあるからです。
周りでランドセルを選び始めた話を聞くと、少し気になることもありますよね。けれど、私立小受験中は、一般的なラン活のペースに合わせなくても大丈夫です。
公立進学になった場合に備えるなら、購入まで進めるより、「公立になったらこのあたりを見る」と候補だけ軽く確認しておくくらいでも十分です。
年明けでも選べる場合がある
人気ブランドや色、工房系ランドセルに強いこだわりがある場合は、早めに動いた方が選択肢は広がります。
ただ、こだわりが強くなければ、年明け頃でも購入できるランドセルはあります。時期によっては、在庫処分やアウトレットで価格が下がっていることもあり、結果的にお得に買える場合もあります。
もちろん、年明けになると選べる色やモデルは限られます。子どもが「この色がいい」「このブランドがいい」とはっきり希望している場合は、候補だけでも早めに見ておくと安心です。
一方で、「軽くて背負いやすければよい」「色は落ち着いたものならよい」という家庭なら、受験後に検討しても間に合うことがあります。私立小受験家庭では、無理に春夏のラン活に乗らず、進学先が見えてから考える形でも現実的です。
キャンセル条件を確認する
どうしても受験前に公立用ランドセルを押さえておきたい場合は、キャンセル条件を確認しておくと安心です。
ランドセルメーカーの中には、小学校受験を予定している家庭向けに、条件付きでキャンセル対応をしているところもあります。たとえば土屋鞄では、小学校受験予定であることを注文時に伝えることや、支払い方法などの条件を満たすことで、合格後にキャンセルできる場合があります。
ただし、キャンセル対応は年度や商品、注文方法によって変わる可能性があります。店舗での案内とオンライン注文で条件が違うこともあるため、購入前に必ず公式サイトや店舗で確認しておきたいところです。
「受験前に買うなら、キャンセルできるかまで確認する」。ここまで見ておくと、公立用ランドセルを検討する場合でも、少し落ち着いて判断しやすくなります。
好きなランドセルを残す考え方
実際の通学では指定ランドセルを使うとしても、子どもが好きな色のランドセル姿を記念に残したいと考える家庭もあります。
あくまで少数派の選択肢ですが、受験家庭ならではの迷いとして出てくることがあります。
写真撮影用に買う家庭も
少数派ではありますが、子どもが気に入った色のランドセルを購入し、春先に写真撮影だけして、その後メルカリなどで手放す家庭もあります。
私立小では指定ランドセルを使うことが多いため、実際の通学では一般的な公立用ランドセルを使わない場合があります。それでも、「子どもが好きな色のランドセルを背負った姿を残したい」「入学の記念として写真だけ撮っておきたい」と考える家庭もあります。
特に、私立小の指定ランドセルが落ち着いた色や学校独自のデザインの場合、子どもが憧れていた色とは違うこともあります。親としても、今だけの姿を残しておきたい気持ちが出ることはありますよね。
ただし、これはあくまで記念用としての考え方です。通学で使う前提ではないため、購入する場合も「写真のためにそこまで費用をかけるか」は家庭ごとに判断したいところです。
売却前提なら慎重に考える
写真撮影後にメルカリなどで手放すことを前提にする場合は、少し慎重に考えた方がよいです。
ランドセルは新品に近い状態でも、必ず希望価格で売れるとは限りません。出品する手間や送料、保管場所のこともありますし、時期によっては買い手が見つかりにくいこともあります。
また、写真撮影だけのつもりでも、箱から出した時点で新品未使用として扱いにくくなる場合があります。肩ベルトに跡がついたり、屋外撮影で小さな傷がついたりすることもあります。
「売れば戻ってくるから」と考えて購入すると、思ったより負担になることもあります。記念として納得して買うならよいですが、売却前提で無理に用意する必要はありません。
合格後に確認すること
私立小に合格したら、ランドセルについては学校からの案内を優先します。
受験前にあれこれ調べていても、最終的には学校ごとのルールに沿って準備することになります。
説明会で購入方法を聞く
指定ランドセルがある学校では、合格者説明会や入学前説明会で購入方法が案内されることが多いです。
購入先が決まっている場合もあれば、学校を通して申し込む場合、指定業者から購入する場合など、流れは学校によって違います。注文時期、受け取り時期、支払い方法、追加購入できるかなども確認しておくと安心です。
また、ランドセル以外に、サブバッグや体操服袋、通学用の小物などを一緒に案内されることもあります。ランドセルだけを単独で考えるより、入学準備全体の中で確認した方が動きやすいです。
合格後は、制服採寸や書類提出、学用品の準備なども重なります。ランドセルについても、説明会で聞いた内容をメモしておくと、あとから慌てにくくなります。
色や形のルールを見る
指定ランドセルがない場合でも、色や形にルールがあることがあります。
たとえば、黒や紺など落ち着いた色が望ましい、華美な装飾は避ける、ランドセルカバーの色に決まりがあるなど、学校ごとに細かい考え方がある場合です。自由に見えても、学校の雰囲気に合わせた方が安心なこともあります。
また、ランドセルではなく指定通学カバンを使う学校や、低学年のうちは別のバッグを使う学校もあります。入学後に「思っていた形と違った」とならないよう、説明会や配布資料で確認しておきたいところです。
子どもが好きな色を選びたい気持ちもありますが、私立小では学校生活全体の雰囲気に合わせることも大切です。迷ったときは、学校の案内を基準にしながら、無理のない範囲で子どもの気持ちも汲んでいけるとよいですね。
公立進学になった場合の準備
私立小を受験していても、公立進学の可能性を残している家庭では、ランドセルをどうするか気になりますよね。
受験前に購入まで進めなくても、候補や納期を軽く見ておくと、進学先が決まったあとに動きやすくなります。
納期が間に合うか確認
公立進学になった場合、まず気になるのが「ランドセルの納期が間に合うか」です。
人気ブランドや工房系ランドセルは、早い時期に完売することもあります。色やデザインに強いこだわりがある場合は、受験前から候補だけ見ておくと安心です。
一方で、こだわりが強くなければ、年明け頃でも購入できるランドセルはあります。量販店や百貨店、オンラインショップなどでは、在庫のあるモデルを選べることもあります。
ただし、年明け以降は選べる色やモデルが限られやすくなります。「何でもよい」ではなく、「軽さは重視したい」「色は黒か紺がよい」など、最低限の条件だけ決めておくと選びやすくなります。
受験期に購入まで進める必要はなくても、公立になった場合にどこで買えそうか、納期はどのくらいかを見ておくだけで、気持ちに余裕が出ます。
軽さや背負いやすさを見る
公立用ランドセルを選ぶ場合は、デザインだけでなく、軽さや背負いやすさも見ておきたいところです。
低学年のうちは、ランドセルそのものの重さに加えて、教科書、ノート、水筒、体操服などで荷物が重くなります。家から学校までの距離が短くても、毎日背負うものなので、子どもの体格に合っているかは大切です。
試着できる場合は、実際に背負わせてみると分かりやすいです。肩ベルトが食い込みにくいか、背中にフィットするか、開け閉めしやすいか。大人が見てよさそうでも、子どもには扱いにくいこともあります。
また、軽ければ何でもよいというわけではなく、容量や丈夫さとのバランスも見たいところです。A4フラットファイルが入るか、荷物が多い日に使いやすいかなど、入学後の生活を少し想像して選ぶと安心です。
公立進学になった場合も、焦ってその場で決めるより、候補をいくつか知っておくと落ち着いて選びやすくなります。
まとめ:焦って買わなくていい
私立小学校を受験する家庭のラン活は、一般的な公立小向けのラン活とは少し考え方が違います。私立小では指定ランドセルの学校が多いため、受験前に公立用ランドセルを急いで購入しなくてもよい場合が多いです。
公立進学の可能性がある場合も、購入まで進めるより、必要な情報だけ確認しておく程度で十分なことがあります。こだわりが強くなければ、年明け頃でも選べるランドセルはあります。
大切なのは、周りのラン活ペースに合わせすぎないことです。進学先が決まってから、学校の案内や家庭の考え方に合わせて準備しても、落ち着いて選べることはあります。ランドセル選びも、受験期の負担になりすぎない形で考えられるとよいですね。




