私立小学校への進学が決まると、制服採寸や入学説明会の準備で慌ただしくなりますよね。そんな中で自治体から就学時健診の案内が届き、「私立小学校に行くのに受ける必要があるの?」「欠席しても大丈夫?」と戸惑うご家庭も少なくありません。
実際、私立小学校へ進学予定でも就学時健診の案内は届きます。ただし、自治体や学校によって対応が異なるため、「私立小学校だから受けなくてよい」とは言い切れないのが少し分かりにくいところです。
また、自治体によっては受験前に就学時健診が行われることもあります。私立小学校の試験日程と重なりそうで心配になる方もいるでしょう。
就学時健診は入学試験ではありませんが、初めてのことなので不安になりますよね。案内が届いたときに慌てないよう、私立小学校進学家庭が知っておきたいポイントを整理しておきたいところです。
私立小学校でも就学時健診は受ける?
私立小学校への進学が決まっていると、「公立小学校には行かないのに受ける必要があるの?」と疑問に思いますよね。実際には、多くの自治体で私立小学校進学予定の子どもにも就学時健診の案内が届きます。
基本的には受診する
私立小学校へ進学予定でも、基本的には自治体の就学時健診を受けることが多いです。
就学前の子どもの健康状態や発達の様子を確認する目的で行われるためです。そのため、私立小学校へ進学する家庭にも案内が送られてきます。
実際には、「私立小学校へ進学するから関係ないと思っていた」という保護者も少なくありません。しかし、案内が届いた時点では特別な手続きをしていないことも多く、まずは受診対象として扱われるのが一般的です。
受診不要となる場合には学校や自治体から案内が出ることが多いため、自己判断で欠席せず、届いた案内や学校からの連絡を確認しておくと安心です。
受験前に受けることもある
就学時健診は、必ずしも私立小学校の合格後に行われるわけではありません。
自治体によって実施時期は異なり、10月頃に行われる地域もあります。そのため、私立小学校の合否が出る前に就学時健診を受けるケースも珍しくありません。
受験家庭の中には、「進学先が決まっていない状態で受けた」という方もいます。受験前だから特別な準備が必要というわけではなく、通常どおり受診すれば問題ありません。
また、私立小学校の試験日程と就学時健診の日程が近い時期になることもあります。案内が届いたら日程を早めに確認し、受験スケジュールと合わせて把握しておくと慌てずに済みます。
試験日程と重なったらどうする?
私立小学校受験を予定している家庭にとって気になるのが、就学時健診の日程です。自治体によっては受験シーズンと重なることもあり、どう対応すればよいのか迷うことがあります。
自治体へ相談する
就学時健診の日程と私立小学校の試験日程が重なった場合は、早めに自治体へ相談することが大切です。
受験は日程変更が難しい一方で、就学時健診は自治体側が事情を考慮してくれることもあります。そのため、「欠席しよう」と自己判断する前に、まず案内に記載されている連絡先へ相談してみると安心です。
実際、私立小学校受験家庭は毎年一定数いるため、自治体もこうした相談に慣れていることがあります。受験日程が確定した段階で連絡しておくと、その後の対応もスムーズです。
特に複数校を受験する場合は、思った以上に予定が詰まることがあります。就学時健診の案内が届いたら、受験スケジュールと一緒に確認しておきたいところです。
振替日程があることも
自治体によっては、就学時健診の日程を複数回設けていることがあります。
同じ学区の子どもを数日に分けて実施していたり、事情がある家庭向けの予備日を用意していたりするケースもあります。そのため、受験日と重なったからといって、必ずしも受診できなくなるわけではありません。
もちろん全ての自治体で振替ができるわけではないため、最終的には案内や自治体の説明を確認する必要があります。ただ、相談してみると調整できることもあるため、まずは問い合わせてみる価値はあります。
私立小学校受験は学校説明会や面接、試験など予定が多くなりがちです。就学時健診の案内が届いたら後回しにせず、早めに確認しておくと安心ですね。
就学時健診では何をする?
就学時健診という名前は聞いたことがあっても、実際に何をするのか分からず不安になる方もいるかもしれません。内容は自治体によって多少違いますが、基本的な流れは大きく変わりません。
視力や聴力の確認
就学時健診では、視力や聴力の確認を行うことが一般的です。
そのほかにも内科健診や歯科健診などが実施されることがあり、入学前の子どもの健康状態を確認する目的があります。学校生活を送るうえで配慮が必要なことがないかを把握する意味合いもあります。
特に視力検査は、小学校入学前に初めて本格的に受けるお子さんもいます。検査に慣れていないと、本来の力が出せないこともありますし、緊張してうまく答えられないこともあります。
そのため、その場で指摘を受けても過度に心配する必要はありません。必要に応じて眼科や耳鼻科を受診し、状態を確認していけば十分です。
保護者向け説明があることも
就学時健診は、子どもが検査を受けて終わりとは限りません。
自治体によっては、保護者向けの説明会が同時に行われることもあります。入学までの流れや学校生活についての案内、防犯や生活習慣に関する話などが行われることもあります。
そのため、当日は子どもだけでなく保護者もある程度時間に余裕を持って参加した方が安心です。案内に持ち物が記載されている場合もあるため、事前に確認しておくと慌てずに済みます。
まずは自治体から届いた案内を確認するのが一番確実です。就学時健診は入学前の大切な手続きのひとつなので、落ち着いて参加できるよう準備しておきたいですね。
私立小学校から案内が来ることも
就学時健診について調べていると、「受けるべき」「受けなくてよい」という両方の情報を見かけることがあります。その理由のひとつが、自治体や私立小学校によって対応が異なるためです。
受診不要の案内がある場合
私立小学校への進学が決まっている場合、学校から就学時健診に関する案内が届くことがあります。
学校によっては、「自治体の就学時健診は受けなくてよい」「必要な手続きはこちらで案内します」といった説明があることもあります。そのため、合格後の書類や学校からのお知らせはしっかり確認しておきたいところです。
ただし、全ての私立小学校が同じ対応とは限りません。同じ私立小学校進学家庭でも、自治体によって扱いが異なることもあります。
インターネット上の体験談だけで判断すると混乱しやすいため、最終的には学校や自治体から届いた案内を優先するのが安心です。
学校の指示を確認する
私立小学校への進学が決まると、制服採寸や入学説明会、学用品の準備などで忙しくなります。
その中で就学時健診の案内が届くと、「もう私立小学校へ行くから関係ないかな」と考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、自治体への届出や手続きが必要になることもあるため、自己判断で対応しない方が安心です。
特に受験シーズンから入学準備の時期は、書類が次々と届きます。見落としを防ぐためにも、学校からのお知らせと自治体からの案内はまとめて保管しておくと確認しやすくなります。
私立小学校へ進学する家庭だからこそ、学校と自治体の両方の案内を確認しながら進めていくことが大切です。
再検査や指摘があったら?
就学時健診で視力や聴力について指摘を受けると、どうしても心配になりますよね。ただ、再検査の案内が来たからといって、すぐに大きな問題があるとは限りません。
視力や聴力で呼ばれることも
就学時健診では、視力や聴力の確認で再検査を勧められることがあります。
特に小学校入学前の子どもは、検査そのものに慣れていません。緊張してしまったり、検査の意味がよく分からなかったりして、本来の結果が出ないこともあります。
また、普段の生活では気付かなかった見えにくさや聞こえにくさが見つかることもあります。就学時健診はそうした変化を早めに把握する機会でもあります。
そのため、再検査の案内を受けたときは必要以上に不安になるのではなく、一度専門の医療機関で確認してみるという気持ちで受け止めるとよいでしょう。
入学可否を決めるものではない
就学時健診は入学試験ではありません。
私立小学校へ進学予定のご家庭の中には、「何か指摘されたら入学に影響するのでは」と心配になる方もいますが、就学時健診の目的は合否を決めることではなく、子どもの状態を把握することです。
例えば視力について指摘があった場合も、「学校生活を送るうえで必要な配慮はあるか」「早めに受診した方がよいか」を確認する意味合いが中心になります。
実際に小学校へ入学すると、黒板を見たり本を読んだりする機会が増えます。入学前に気付けたことで、安心して学校生活をスタートできることもあります。
就学時健診で指摘を受けたとしても、まずは落ち着いて内容を確認し、必要に応じて受診する。それくらいの気持ちで考えておくと、不安も少し和らぐのではないでしょうか。
まとめ:まずは案内を確認する
私立小学校へ進学予定でも、就学時健診は基本的に受けることが多いです。ただし、自治体や私立小学校によって対応が異なるため、「私立小学校だから受けなくてよい」とは一概には言えません。
また、就学時健診は合格後とは限らず、自治体によっては受験前に実施されることもあります。私立小学校の試験日程と重なる場合もあるため、案内が届いたら早めに日程を確認しておくと安心です。
就学時健診では視力や聴力などの確認が行われますが、入学試験ではありません。再検査の案内を受けても過度に心配せず、必要に応じて医療機関で確認すれば十分です。
大切なのは、インターネットの情報だけで判断するのではなく、学校と自治体の案内を確認することです。入学準備で慌ただしい時期だからこそ、届いた書類を一つずつ確認しながら進めていくと安心ですね。
